ワイン

僕がワインに魅了された話。

みなさんどうも。POLYGOLOT SOMMELIERを目指すTimothy(@Poly_Somme)です。

色々あって今はワインの勉強のためフランスに来てます。

と、一言で言うと簡単ですけどこの「色々」とはなんぞや。若者の酒離れがどんどん進んでいく中でゆとり世代ど真ん中の僕が何故ワインを勉強しようなどという発想に陥ってしまったのか。ちょっと語っていきたいと思ってます。

きっかけは香港へのワーキングホリデー

 

もともと海外生活に憧れていた僕は高校卒業後韓国に留学。目的は語学取得。でもどうもいまいち刺激が足りず単調な日々に嫌気がさし「自分が自由に行動できるうちにもっと色々な見聞を広めたい」そう思って見つけた新天地が香港でした。

当時は香港留学についての情報が少なく、語学学校の情報を調べようにもあまり検索する事ができずワーキングホリデーを利用して生活をする事にしました。

特にコネがあるわけでもなく、住む場所も仕事もまっさらな状態で香港に降り立ち数週間路頭に迷ってしまい、出国早々「あ、香港に来たの失敗だったかな…」とネガティヴ思考になってしまうほどでした。

そんな状況で偶然「仕事を探している」という日本人の方々と出会い、藁にもすがる思いで仕事をお願いしました。「千と千尋の神隠し」の千尋くらい必死な感じでお願いしました。

 

その時に働き始めたのが【日本酒バー】【イタリアンレストラン】でした。

Timothy、”大人な酒”と出会う

当時はまだ20歳。ビールが苦くてヒーヒー言ってる頃でした。そんなにお酒は得意な方ではなかったので、お酒を扱うお店で働くのには少し抵抗がありました。しかも扱うお酒が「日本酒」と「ワイン」。いわゆる”大人なお酒”を飲まなくちゃいけないという思いでいっぱいだったような気がします。

日本酒とワインなんて飲み放題に言った時にジンジャーハイボールに飽きたら飲むお酒という適度の認識しかありませんでした。しかもあんまり美味しくないし。ちょっとだけ飲んであとは残して、レモンサワーでまた乾杯。

でも本物は違いました。プロが選んで、きちんと管理されてて、しっかりと味わうために用意された日本酒とワインは、僕のお酒の価値観を簡単にぶち破ってくれました。

なんだ、お酒ってめっちゃうまいじゃん!

それからは完全にハマってしまい、仕事と称して色んなお酒を飲ませてもらいました。今思えばあの頃もうちょっと知識として勉強しとくべきだったんでしょうが、とにかく楽しく飲み漁ってました。おかげでお酒は割と大好きに。

Timothy、モノホンのワインと出会う

 

ワイン, ワイングラス, 3 D, ミキサー少しずつ香港の生活にも慣れて、色んな友人もできて、変わらず僕はお酒を飲んでいました。そんなある日、友人の一人にこんなことを言われました。

「ワインだったらフランスの、特にグッドヴィンテージを飲んでみるべきだよ」

イタリアンレストランで働いていたため、頻繁に飲むワインもイタリア産のワインばかりでした。値段もお手頃で味も分かりやすく美味しくて僕はこれで満足なんだけどなーなんて思ってた矢先、まさにグッドヴィンテージを飲む機会が。

シャトーローザンセグラ 2005年

名前だけ言われてもピンとこず、西暦を言われてもピンとこなかったのでよくわからず飲んでみたら、もう圧倒的旨さ。旨いのなんのって。今まで飲んでたのはなんだったのか…と思わせるくらいスケールが違いました。とにかく複雑で、とにかく豊かで、あの感動をうまく表現することはできませんでしたが何と言ってもこの衝撃。

これが本物。これがワイン。

日本酒も大好きでしたが日本酒には無いワインの魅力に惹かれ、次第に本気でプロを目指したいという欲求に変わって行きました。

相変わらず難しく、相変わらず楽しいワイン

そして現在、僕に衝撃を与えてくれたワイン ローザンセグラの生まれ故郷でもあるフランス第二の地方都市ボルドーに留学にきています。もちろん、ワイナリー訪問もしてきましたよ。

勉強すればするほど深みにハマっていく魔性のお酒、ワイン。でも、気楽な気持ちでコルクをポンっと開けておつまみと一緒に楽しむのもまた、ワイン。

ほんの些細なきっかけから自分の人生を劇的に変えることになってしまったワインですけど、せっかくやるなら一生この仕事と向き合っていけたらいいなって思ってます。