語学

これが理想的な勉強順序?言語を勉強する上で意識したい『段階勉強法』とは

みなさんどうも。POLYGOLOT SOMMELIERを目指すTimothy(@Poly_Somme)です。

色々な学生さんの質問をもらう上で、やっぱり「まず何からしていいかわかんない!」という人がめちゃくちゃ多い。

  • 「まずは単語をひたすら勉強しろ!」
  • 「いやいや、文法から勉強だろ」
  • 「まずはじめに発音を完璧にしておかないと」

ネットで調べても、色々な意見があって学生はますます困惑。

きっと個人差もあるだろうし、とりあえず好きに勉強したらええやん、とも思ったけどせっかくなので僕個人が考える言語学習の順序を紹介したいと思う。参考までに.

言語は『段階勉強法』で攻略すべし

『段階勉強法』とは

文字通り、段階的に勉強を進めていく方法のこと。ちなみに僕の造語です。ネーミングセンスは家出しました。

「単語」とか「文法」とか「発音」とか特定の分野に絞って勉強するのではなく、全て段階的に、簡単にいうとぜーんぶバランスよく勉強していくのが一番効率がいいと思う。

ただし、ここで注意して欲しいことは『勉強する時の自分のレベルによって勉強の力配分を変えてあげる』ということ。ずっと同じバランスで勉強していくんじゃなくてこのレベルの時は文法を、このレベルの時は単語を、と言う具合にメインで勉強する内容を変えてあげるといいかも。

言語学習で経験する3つのレベル

レベルってなんだ?という人のために。レベルっていうのは言語の理解度のレベルのことで、僕は大きく3つのレベルに分かれていると考えてる。

[aside type=”boader”]【レベル1】

  • 勉強を始めたばかりの初級
  • なんとか頑張ってレストランや買い物で注文ができる。
  • ただし自分の知識にない返答を受けたら黙るしかない。
  • すでに喋れる人が神に見える。

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[aside type=”boader”]【レベル2】

  • 耳と目と口が慣れてきて簡単な会話なら問題なく受け答えできる。
  • ある日突然、ビックリするほど理解できるタイミングが訪れる。
  • 時々話せない、聞き取れない状況があると無性にムカつく。
  • 夢の中でも話すようになる。なぜか関係ない友達もその言語喋ってる。

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[aside type=”boader”]【レベル3】

  • 新聞やテレビ、ラジオもちゃんと理解できるように。
  • ここまでくれば勉強したい意欲はだいぶ減る。翻訳や通訳、
  • 先生をお願いされることもしばしば。
  • 当時憧れてた神は意外とこんなもんか、と悟る。 [/aside]

ざっくり分けるとこんな感じ。簡単にまとめただけでもレベルによって感情に大きな違いが生まれるから同じような勉強してもダメってことはわかってもらえたかも。

 

【レベル1】の時の勉強法

まずは深く考えず楽しみながら勉強

兎にも角にも分からないことしかないので、無知な自分を潔く受け入れて楽しんで勉強するのがベスト。

[voice icon=”http://poly-somme.staba.jp/wp-content/uploads/2017/09/img_1844-e1507388833286.jpg ” name=”TIMOTHY” type=”l line”]これこっちの言葉でなんていうんだろう…調べよう!へーこう言うんだ。[/voice]

と常に調べる癖をつけながら、しかし頭に入っているのやらいないのやら…そのくらいのゆるーい感情で勉強しても全く問題ないです。

自分に厳しい人は最初からゴリゴリ勉強してもいいんだろうけど、僕みたいなゆとり世代には辛い。ゆっくり行こうぜ。先は長いんだ。

発音とアクセントは多少気にかける

それでも。発音だけはしっかり練習した方がいい。日本語にはない発音とか自分が苦手としている発音とか色々問題が出てくるだろうけど、ないがしろにしておくと後々(うーんこの人喋れるんだろうけど聞き取りづらいなー)っていう印象を持たれかねないよね。

完璧に発音するのは無理なのでモノマネする感じで『っぽい喋り方』を練習しましょ。

「Hey,Siri」「Ok,Google」を活用しよう

最近アクセントのチェックにはスマホを使うことが多いです。

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日本語でもそうだけど、きちんとした発音じゃないと全然聞き取ってくれないんですこの子たち。

Siriの言語変更をしてあげると、各国の言葉に対応。Siri先輩優秀やでぇ。

【レベル2】の時の勉強法

『突然なぜかスラスラ理解できるようになる』瞬間が訪れる

言語学習者ならあるあるだろうけど

[voice icon=”http://poly-somme.staba.jp/wp-content/uploads/2017/09/img_1844-e1507388833286.jpg ” name=”TIMOTHY” type=”l line”]あれ…?なんか…分かる!戦いの中で成長している![/voice]

っていう瞬間が絶対に来るよ。ビックリするくらい聞き取れるようになるし口がスムーズになるんだよね。本当は少しずつ勉強レベルアップしているんだろうけど、ふとしたきっかけで世界が一変することが。あれは何度体験しても不思議。

ここからが勉強の本番です

しかし残念ながら言語学習は『まともに話せてから』が本番です。この時期をどう過ごすかで、最終的な理解度に大きく影響するっていうくらい大事。

基礎内容はある程度感覚で理解できるようになっているこの時期には、とにかく知識を蓄えていきます。知らなかった単語知らなかった文法は全部覚えていく勢いで勉強。僕みたいなゆとり野郎でもこの時期は逃さず勉強。

『語学学習は質より量』だと思ってるんだけど、レベル1のような質が全く伴わない時期に過度な勉強はあんまり意味がない、時間の無駄とすら思います。

長文をガンガン読んでみよう

例えば、英語を今から勉強しようって言うレベル1の時にいきなり長文読解をするのはナンセンス。分からない単語が多すぎて、知らない単語を調べるのに必死になるだけで満足しちゃう。

しかもそういう風に調べた単語ってまず覚えられないし、日常であんまり使う機会のない単語ばかり。その方法がダメ、とは言わないけど優先すべき覚える単語はいくらでもあると思う。

でもこのレベル2の時はガンガン長文を読んでいくべき。分からない単語はだいぶ少ないだろうし、文章の流れから「この単語はもしかしてこういう意味では…?」単語ではなく文章として理解しようとする力が養える。

しかも、こういう長文読解の文章ってニュアンスの勉強にも便利。

日本語で「でも」「だけど」「しかし」っていう否定の接続詞が3つあるけど、日本人は当然感覚で使い分けるよね。実はちょっとずつニュアンス違うんだけど母国語だから意識なんてしないし。

そういう部分を外国語も感覚で理解していくために長文読解はすごく頼りになると思う。

独り言も外国語で

もうひとつレベル2で取り組んで欲しいのは「日本語を使わず外国語の考える習慣をつける」こと。後々仕事のスキルとして使いたい人にはこの練習は絶対にして欲しい。

ノートにまとめる時だったり、独り言だったり。日常の些細な部分も外国語で考える練習をすればビックリするくらい喋れるようになるかも。

いきなり一日中は無理だろうから、「今から1時間は全部英語で」「今日の日記は中国語で書いてみよう」とか自分で制限つけてゲーム感覚で気楽にやってみるのが吉。その日勉強した単語を使うと復讐にもなるし一石二鳥。

【レベル3】の時の勉強法

通訳家、翻訳家、先生を目指すならさらに厳しい勉強を

[voice icon=”http://poly-somme.staba.jp/wp-content/uploads/2017/09/img_1844-e1507388833286.jpg ” name=”TIMOTHY” type=”l line”]とりあえず話すのが問題なくできるならそれでいいじゃーん[/voice]

っていう僕のような方々はレベル2で離脱です。お疲れ様。

レベル3の勉強は主に外国語を本職とした仕事を目指す人用です。この世界は僕も知らない。なのでいずれ、翻訳家や先生にインタビューしてみてどんな勉強をしていたか、どんな勉強をしているか聞いてみたいと思います。

忘れないよう定期的にトレーニングを

レベル2で離脱したとはいえ、あんなに頑張って覚えたはずの語学も時間が経てばビックリするくらい忘れてしまうもの。特に留学後日本に帰国してから外国語を使う機会がない人に多い事らしいので、忘れてしまわないよう時々トレーニングしてあげましょう。ちょっと新聞読むとかテレビ見るとか。

 長い道のり。だから面白い。

ぶっちゃけ今の時代、日本語だけでも全く困らないし、ネットで翻訳なんてすごい簡単にできるから外国語を無理に覚える必要なんてないのかもしれない。

翻訳とかの仕事は数十年後AIに取って代わられてる仕事だーなんて意見もあるし。

でも、だからこそ、あえて勉強している人たちの人生の行動範囲は格段に広がっていく。できることが増えるとやりたいこともどんどん増えていく。言い過ぎかもしれないけど、僕の人生は『言語を取得する』って行為だけで全然違うものになっていると思う。

外国語を勉強する人には、ただのスキルとしてではなく自分の人生をより豊かにしくれる武器だと思って精進して欲しいです。