ワイン

ワインの美術館 「La Cité du vin」を徹底解説!②

みなさんどうも。POLYGOLOT SOMMELIERを目指すTimothy(@Poly_Somme)です。

ボルドーにあるワイン博物館『La Cité du Vin』の解説第二弾。

前回の記事では外観や施設内、料金の説明をさせてもらいました。

http://poly-somme.staba.jp/2018/01/17/la-cite-du-vin/

今回は施設の3階にあるミュージアムについて詳しく紹介。ボルドーに住む友人たちも、時々遊びにいくらしいんだけど

[voice icon=”http://poly-somme.staba.jp/wp-content/uploads/2017/12/Person-Symbol-1.png” name=”” type=”r”]どういう順序で何をみればいいのかわからない…[/voice]

という嘆きの声が多数。公式のホームページを見ても

当然すべてフランス語。わかりにくい。

ということでミュージアム内にあるアイテムをすべて紹介!是非参考までに。

ミュージアム ”Le Parcours Permanent”

まずは全体を把握

ミュージアムの中には大きく19の設備が点在。面妖な機材が所狭しと並んでいます。

①La Tour du Monde de Vignobles『世界のワイン畑たち』

世界各国にあるワイン畑を空撮した映像が流れてます。ひたすらに空撮です。映像の前に横長の椅子がたくさんあるんですが観察の結果「これいつ終わるんだ…」状態で離席のタイミングを見失ってる方が多く居ました。興味なかったらサクッと次行っちゃいましょう。

②Planètes Vin『ワインプラネット』

見づらいけど、地球儀があります。その地球儀タッチすると「歴史と気候とブドウ栽培の関係」を勉強できます。すごい専門的で価値ありそうな情報だけど…専門用語バンバン出てくるので注意。

③La Table des Terroirs『テロワールのテーブル』

世界10カ国のワイン産地の特徴や歴史的背景、その国の人たちが作るワインのポリシーのようなものを説明してくれます。プロジェクションマッピングも使ってて見ごたえあり。

④E-Vinge『Eの畑』

ブドウの木を模して作られたオブジェ。ブドウの成長や進化の歴史、ワインに使われるブドウ品種の特徴をまとめています。その数60種類。多すぎクソワロタ。

⑤Les Métamorphoses du Vin『ワインの変化』

『ブドウから何がどうなってワインになるの!?』という疑問を映像つきで解説してくれてます。ワイン好きが「なるほど!」と思える知識も満載。

ワインを発酵させる工程の話。逆光はご愛嬌。

樽の中でワインを熟成させてる時はどうなってんのーって話。暗いのは妖怪のせい。

瓶詰めした時のワイン保管庫はどうなってんのーて話。オブジェ全部映りきってないのは、まぁドンマイ。

⑥Portraits de Vin『ワインの肖像』

一口に「ワイン」と言っても色々種類があって

[aside type=”boader”]

  • 白辛口ワイン
  • 赤ワイン
  • ロゼワイン
  • スパークリングワイン
  • 酒精強化ワイン
  • デザートワイン

[/aside]

と大きく6種類に分けられます。その一つ一つの種類を大きなタッチパネルを通して解説。

『ワインよくわかんないけど勉強してみたい!』って方にオススメです。

⑦Les Vins au Filsde l’Eau『川で運ばれたワイン』

ワインが世界中に発展していったのは『川』を使って航行できたおかげ。その功績を動画にして説明してます。ワインの事知るためにきたつもりが、いつの間にか川の歴史の勉強まで始まってるよ。ソムリエって怖い。

⑧A Bord!『船に乗って!』

実際に船に乗ってるかのようなアトラクション。さすがに4Dじゃないです。

ワインの交易に大きく貢献した運搬船の中で起きたお話。当時ワインを運ぶだけでも色々大変だったんだなぁという話なのですが…

なんというかなんともフランスらしい物語の締めくくりにも注目。

⑨La Galerie des Civilisations『文明のギャラリー』

数千年前からすでに存在していたとも言われるワインの歴史。

ワインがどのように作られて、どういう時に飲まれていたのか。ワインが社会にどのような役割を与えてくれたのか。

ワインの世界史が凝縮された回廊になってます。高校の時世界史赤点とってた僕もこれは大好き。

⑩Les Mur des Tendances『トレンド・ウォール』

今までのガチガチなワインの説明とは一風変わって

[voice icon=”http://poly-somme.staba.jp/wp-content/uploads/2018/03/img_4311.jpg” name=”” type=”r”]あのワインのラベルはあの有名な画家がデザインしたもので〜[/voice]

[voice icon=”http://poly-somme.staba.jp/wp-content/uploads/2018/03/img_4311.jpg” name=”” type=”r”]防犯対策のために金庫みたいになってる貯蔵庫知ってる?[/voice]

[voice icon=”http://poly-somme.staba.jp/wp-content/uploads/2018/03/img_4311.jpg” name=”” type=”r”]実はこんな一風変わったワインもあるんだよ![/voice]

といった飲み会で友達がちょっとした小ネタを語ってくれるようなオブジェになってます。

⑪Le Buffet des 5 Sens『5感のビュッフェ』

ワインを飲んだ時に「全然ワインと関係ないじゃん!」って言う匂いの表現方法があって…その一例を紹介しているブースです。

[voice icon=”http://poly-somme.staba.jp/wp-content/uploads/2018/02/IMG_3864.jpg” name=”TIMOTHY” type=”l fb”]お前ら、もはや食べ物でもないやんけ。[/voice]

#wine#museum#tasting#training#bordeaux#france

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ちなみにインスタ映えポイント。さぁ諸君シャッターチャンスはここだ。

⑫Le Banquet des Hommes Illustres『偉人たちの饗宴』

歴史的な著名人はこよなくワインを愛してきた…チャーチル、ヴォルテール、ナポレオン1世、ルイ14世、モーツァルト…そんな彼らが一堂に介する饗宴になぜか現代の俳優ピエール・アルディティが招かれてしまい…?

という内容のミュージカル風ムービーです。普通に見世物として面白いかも。だいたい9分くらいの映像。

⑬Boire et Déboires『飲酒と失敗』

ワインを飲んでプラスに働く事もあれば、マイナスに働く事もしばしば…色々な切り口でこの二面性を表現していますが…

まぁ一言で言うと「お酒だし、飲みすぎんなよ」って話です。

⑭Tout un Art de Vivre『アール・ド・ヴィーヴル』

こちらもプロジェクションマッピングを使った見応えあるオブジェのひとつ。

「ワインのサービスについて」「フランス人のワインの楽しみ方」「世界の人のワインの楽しみ方」と大きく3つのテーマを解説してます。そろそろこの人たちの会話暗唱できるんじゃないかなってくらいには聞いてる気がする。

⑮Tête à Tête avec les Experts『エキスパートと二人で』

世界一のソムリエや有名な料理人、数々のワインのエキスパートが細かな疑問・質問にまるで1対1で回答してくれるかのような疑似体験ブース。

ちなみにクイズコーナーもあるので腕試しに是非。

⑯Bacchhus et Venus『デュオニュソスとヴィーナス』

「愛とワイン」というテーマの物語は世界で人気がある。その芸術的な夢の世界を君も体験してみないか…

という話なのですが、はっきり言っときます。若干エロいです。大事なことなのでもう一度言います。

 

若干エロいです。R15くらいです。

⑰Le Vin Divin『聖なるワイン』

ワインの神話。ヨーロッパ人の大好きな神話シリーズです。ワインは神の恵みであり、キリストの血の象徴…という実に抽象的な内容です。僕には難しいや。

⑱Bordeaux,une Ville, in Vignoble『ボルドー、都市、ブドウ畑』

ボルドーの都市の発展はワイン抜きには語れない。時代の流れでどのようにワインが発展し、都市が成長していったのかを解説してくれてます。ちなみに摩訶不思議なアイテムを使って探索。ゲームセンター感あるわぁ。

⑲La Grande Saga de Bordeaux『ボルドー物語』

ボルドーワインの歴史は改革と波乱の連続。成長・衰退を続けてきたボルドーワインの全てを凝縮させた、必見の映像です。相変わらず難しい話だけど、勉強になること間違いなしの8分間です。

まとめ

ザザザーっと全て解説してきました!本当はもっともっと説明したいことはあるんですが、残りは是非自分の眼で確かめてみてください!

ところで、今回この記事を書くために改めて全部のアイテムを見て回ったんですけど…

かかった時間およそ4時間20分。

…旅行で来る際は、このブログを参考に何を見て何を飛ばすか準備してから見学するのが賢明かと。